The way he looks vol.26
こんにちは、塩沼亮潤です。
世の中の傾向を見ていると、人々が何か思いを持って、あるひとつの目的を達成しようとするとき、必ず集団が生まれます。
「みんなで目的に向けて頑張ろう!」と動き出すわけですが、物事の判断基準となるのは肯定と否定のどちらかですから、時間が経つにつれ、ひとつの集団の中にも賛成派、反対派が生まれ、ちょっとした意見の違い、ボタンのかけ違いで集団が分断されていきます。
そして、そこからさらに分かれていって…ということを、歴史上ずっと人類は繰り返してきたのではないでしょうか。
私たちは何かを成し遂げようとするとき、肯定と否定の間で次々と選択を迫られます。
そんな中において、どうやってみんなでよりよく物事を推し進めていくか、といえば、やはりお互いに他を思いやる、足るを知る、利他の心をもつ、というような昔からある良い言葉を、よく自分の胸に落とし込んで、対立の道を選ばないことです。
グローバルや多様性を認めて…という時代になってきましたが、本質的に他者と対立しない気持ちを大事にすれば良いのだと、シンプルに考えてみてはいかがでしょうか。
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